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削除したZIP・RAR・7zの圧縮ファイルを復元する方法

圧縮ファイルの多くはダウンロードや添付で受け取ったものなので、入手元からもう一度取得するのが一番早い解決策であることがよくあります。自分で作ったバックアップのように、その圧縮ファイルが唯一のコピーだった場合は、復元スキャンでファイルの記録やシグネチャから削除したZIP、RAR、7z、TARを探せます。一部しか戻らなかった書庫でも、中のファイルの一部は取り出せることが多いです。

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今すぐ行うこと

  1. ごみ箱を確認したうえで、入手元(ダウンロードページ、メール、チャット、クラウド)を確認します。
  2. 唯一のコピーだった場合はドライブへの書き込みを止め、ZIP、RAR、7z、TARをスキャンします。
  3. 復元した書庫をテストし、壊れていれば取り出せるものだけ取り出すか、ZIPなら新しい書庫として修復します。

手順

  1. まず別のコピーを探す

    ごみ箱を開き、削除した日時で並べ替えます。なければブラウザーのダウンロード履歴を確認してください。たいてい元のアドレスが残っています。メールの添付、チャットアプリ、クラウドフォルダーも確認します。新しく取得したファイルは、復元したファイルより常に確実です。

  2. ドライブへの書き込みを止める

    圧縮ファイルはサイズが大きいことが多く、新しいダウンロード一つでも必要な領域の一部が上書きされることがあります。そのドライブには何も保存せず、Cドライブの場合はFileFix UltimateのポータブルZIPをUSBメモリから実行してください。

  3. 削除ファイルの復元でスキャンする

    削除ファイルの復元を開き、ドライブを選んでスキャンを開始します。結果をZIP、RAR、7z、TARで絞り込み、覚えているファイル名の一部で検索します。スキャンの実行中でも結果を確認できます。

  4. 最も良い結果を選ぶ

    名前とフォルダーが残るファイル記録からの結果と、信頼度が高い検証済みの結果を優先します。サイズが近い候補が複数あれば、すべて保存して一つずつ確かめてください。

  5. 別のディスクに保存してテストする

    書庫を別の物理ディスクに保存し、普段使っている圧縮ソフトで開きます。テスト機能があれば、ほかの作業をする前にそれで全項目を確認してください。

  6. 壊れた書庫から取り出せるものを救う

    ZIPでCRCエラーや予期しない書庫の終端と表示される場合は、破損ファイルの修復を開いて修復版を作ります。読み取れる項目から新しいZIPを作り直します。RARや7zの場合は、圧縮ソフトでまだ展開できる項目だけを取り出してください。

書庫が一部しか戻らない理由

圧縮ファイルは文書より大きいことが多く、大きなファイルほどディスク上の複数の場所に分かれて保存されやすくなります。ファイルの記録が残っていれば、スキャンは各断片の位置を把握できます。記録が消えている場合、シグネチャ検索は書庫の先頭を見つけたあと残りが続いていると仮定するしかなく、その仮定が常に正しいとは限りません。

一部だけ戻った書庫が役に立たないとは限りません。ZIPの各項目はそれぞれローカルヘッダーとチェックサムを持つため、壊れた範囲より前の項目は読み取って保存できることが多いです。データが欠けているか上書きされた項目だけが壊れたまま残り、それは元の別コピーがなければ直せません。

ZIP、RAR、7zは動作が異なる

ZIPは目次にあたるセントラルディレクトリーをファイルの末尾に置いています。末尾が切れると多くのソフトは書庫を開けませんが、FileFix Ultimateの修復はローカル項目から新しい目次を作り直せます。docxやxlsxなどのOfficeファイルも同じ構造なので、同じ修復が役立ちます。

RARと7zは復元時に見つけられますが、FileFix Ultimateでは修復しません。7zは主要なヘッダーを末尾近くに保存するため、末尾が切れた7zはまったく開けないことがよくあります。RARは圧縮ソフト自体の修復コマンドで直せる場合があり、作成時にリカバリーレコードを付けていれば成功しやすい傾向があります。

分割・パスワード付き・ダウンロードした書庫

part1.rarやz01のように分かれた分割書庫は、すべてのパーツが必要です。一つのパーツを復元できなければ、そのパーツにまたがる項目は失われますが、ほかのパーツに丸ごと入っているファイルは展開できることもあります。

パスワード付きの書庫は、復元後も同じパスワードが必要です。復元によって暗号化が外れたり回避されたりはしません。もともとダウンロードしただけの書庫なら、スキャンに時間をかける前に入手元をもう一度確認してください。元のファイルが最も信頼できるコピーです。

復元できない場合

  • 書庫がTRIM有効のSSDにあり、削除後すぐに領域が消去された。
  • 削除後に同じドライブへのダウンロードやコピーで領域が上書きされた。
  • 分割書庫のパーツが一つ欠けていて見つからない。
  • 書庫が暗号化されていて、パスワードがもうわからない。

FileFix Ultimateでできること

  • NTFS、FAT32、exFATの記録から、削除した書庫を元の名前とフォルダーで復元します。
  • 記録がなければシグネチャでZIP、RAR、7z、TARの書庫を探します。
  • 壊れたZIPや末尾が切れたZIPを、まだ読める項目から新しい書庫として作り直します。
  • 保存先は別のディスクだけで、スキャン中のドライブには何も書き込みません。

FileFix Ultimate は個人利用なら無料で、オフラインで動作し、復元元のドライブには書き込みません。業務利用にはPC 1台ごとに1年間のライセンスが必要です。実行前に署名を確認してください。

よく寄せられる質問

展開したあとに削除したZIPも復元できますか?

その後ドライブをあまり使っていなければ可能なことが多いです。ただし展開済みのファイルが残っているなら書庫自体は不要かもしれないので、まずそれらがそろっているか確認してください。

復元した書庫は開けるのに、一部のファイルでエラーが出ます。

それらの項目が、欠けたか上書きされた範囲にあったためです。テストに通る項目だけ取り出し、ZIPなら修復版を作って残りの読める項目も救ってください。

復元した書庫の名前が違います。

シグネチャで見つかった書庫には保存された名前がないため、汎用の名前が付きます。ファイル記録から見つかった結果は元の名前のままです。

復元すると書庫のパスワードは外れますか?

外れません。書庫は暗号化も含めて元の状態のまま復元されます。保護された項目を開くには、引き続きパスワードが必要です。

削除したTARやTAR.GZのバックアップも見つかりますか?

TARは認識するシグネチャに含まれます。TAR.GZのような圧縮された形式は、結果に出ると決めつけずにスキャン結果を自分で確認してください。NASで作ったバックアップなら、NASのごみ箱やスナップショットも確認しましょう。

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