今すぐ行うこと
- 削除ファイルの復元でイメージファイルを開く…を押し、.iso、.img、.vhd、.vhdx、.E01 のファイルを選びます。
- イメージをスキャンします。マウントもせず、イメージを変えることもありません。
- 必要なファイルを選び、空き容量の十分なフォルダーに保存します。
- 故障したドライブのイメージなら、元のドライブは電源を切ったままにし、イメージだけで作業します。
イメージファイルからファイルを取り出す手順
イメージを正常なディスクに置く
イメージファイルが安定して動くディスクにあることを確かめ、サイズを控えます。ダウンロードや受け取ったファイルなら転送が最後まで済んだか確認します。思ったより小さいイメージは途中で切れている可能性があります。
イメージファイルを開く
FileFix Ultimate で削除ファイルの復元を開き、ディスクイメージファイルのイメージファイルを開く…を押します。CD・DVD・ブルーレイなら .iso、raw のドライブイメージなら .img・.dd・.raw、仮想ディスクや Windows のバックアップなら .vhd・.vhdx、フォレンジック用なら .E01 を選びます。
イメージをスキャン
スキャンを始めます。ディスクのイメージでは ISO 9660 と UDF を読み、ドライブのイメージではパーティションを探して NTFS、FAT32、exFAT、ext4、HFS+ を読み、一覧から消えたパーティションも探します。イメージは最後まで読み取り専用です。
一覧・絞り込み・プレビュー
ファイルシステムから見つかったファイルは名前とフォルダー付きで、シグネチャ検索で見つかったものは種類ごとに表示されます。写真や PDF、テキストをプレビューし、各ファイルの状態と信頼度を確認します。
ファイルを保存
空き容量の十分な保存先を選びます。元がデバイスではなくイメージファイルなので、同じボリュームに保存しても元のデバイスには書き込みませんが、別のディスクにすると整理しやすく、途中で容量不足になる心配もありません。
部分復元の警告を確認
故障しかけたドライブや傷ついたディスクから作ったイメージでは、読めなかった部分がゼロで保存されているのが普通です。その部分にかかるファイルや、切れたイメージの末尾を越えるファイルには警告が付き、部分復元と表示されることがあります。
Windows で ISO をマウントするだけではだめ?
Windows は無傷の .iso ならダブルクリックでマウントでき、今あるファイルを少しコピーするだけならそれで足りることも多いです。ただしマウントで見えるのは最新の一覧にあるものだけです。マルチセッションの後のセッションで外れたファイル、UDF イメージの削除済み項目などは見えません。壊れたり切れたりしたイメージはマウントできないこともあります。
raw のドライブイメージや E01 は追加ツールなしでは Windows でマウントできず、VHD や VHDX を書き込み可能で接続すると Windows が中身を更新することがあります。読み取り専用のスキャン対象として開けばこうした問題を避けられ、実際のドライブと同じ復元機能が使えます。
後で故障したドライブのイメージから復元する
故障の前や途中に作ったイメージは、多くの場合いちばん頼りになる資料です。壊れかけたディスクを消耗させずに何度でもスキャンできるからです。FileFix Ultimate のドライブイメージ作成で作ったもの(不良セクターを飛ばし .map ファイルを残す)、他のイメージ作成ソフトの raw イメージ、Windows バックアップの VHD・VHDX が当てはまります。
イメージには作成した時点のドライブの状態が入っています。それより前に削除したファイルは上書きされていなければ見つかり、それ以降に書き込んだ内容は含まれません。良いイメージができたら元のドライブは電源を切っておき、イメージから復元しましょう。
途中で切れた・壊れたイメージファイル
中断したダウンロードやコピーは、ISO ファイルが壊れるよくある原因です。イメージ内のファイルがイメージの末尾より先のデータを指していると、アプリは完全なものとして見せず、切れている可能性があると警告します。配布元がチェックサムを公開しているなら、コピーの SHA-256 と比べてください。たいていは修復より再ダウンロードのほうが早いです。
イメージでも助けにならない場合
- raw、VHD、VHDX、E01、VMDK、QCOW2 以外の独自バックアップ形式は開けないことがあります。作成したソフトで戻すか、先に通常のイメージに書き出してください。
- ファイルが上書きされた後に作ったイメージには、元のデータは入っていません。
- 作成時に読めなかった部分はゼロで保存されるため、そこにあったファイルは不完全なままです。
- イメージ内のボリュームが APFS、ReFS、Btrfs、ZFS の場合は解析しません。
FileFix Ultimate でできること
- .iso、raw イメージ、VHD、VHDX、E01、VMDK、QCOW2 をマウントなしで読み取り専用のまま直接開きます。
- 以前のセッションを含む ISO 9660・UDF のイメージと、ドライブイメージ内の NTFS、FAT32、exFAT、ext4、HFS+ を読みます。
- 失われたパーティションを探し、記録が消えたファイルはシグネチャ検索で見つけます。
- 切れたイメージの末尾を越えるファイルは、完全とは表示せずに警告します。
FileFix Ultimate は個人利用なら無料で、オフラインで動作し、復元元のドライブには書き込みません。業務利用にはPC 1台ごとに1年間のライセンスが必要です。実行前に署名を確認してください。
よく寄せられる質問
ISO をマウントせずにファイルを取り出せますか?
できます。削除ファイルの復元で .iso をディスクイメージファイルとして開き、スキャンして必要なファイルを保存します。イメージはずっと読み取り専用なので、何も変わりません。
.bin や .nrg などのイメージも開けますか?
上の一覧にない形式は開けない場合があります。作成したライティングソフトで通常の .iso に変換するか、元のディスクが残っていれば読み直すほうが確実です。
ファイルがイメージの末尾を越えるという警告の意味は?
イメージが中のファイルシステムの想定より短いという意味で、たいていはダウンロードやコピーが途中で止まったためです。末尾より先の部分がないので、保存したコピーは途中で切れている可能性があります。