今すぐ行うこと
- まず、メールアカウントがサーバーにまだ存在するか確認します。存在すれば、OSTは再ダウンロードされるだけです。
- PSTがPC上にしかなかった場合は、そのドライブの使用を最小限にしてPSTファイルをスキャンします。
- 復元したPSTが開かない場合は、コピーをOutlookの受信トレイ修復ツールで確認します。
手順
PSTとOSTを区別する
OSTはExchange、Microsoft 365、IMAPアカウントのオフラインコピーなので、メールがサーバーにあればOutlookが作り直します。PSTはPC上にしかないアーカイブやPOPアカウントのデータであることが多く、復元すべきなのはこちらです。
通常の保存場所とごみ箱を確認する
PSTファイルは通常ドキュメント内のOutlookファイルフォルダーに、OSTファイルはAppData内のLocal\Microsoft\Outlookにあります。ごみ箱を確認しますが、大きなファイルはごみ箱を経由せずに削除されることがある点に注意してください。
Outlookを閉じて準備する
Outlookを閉じ、FileFix UltimateのポータブルZIPをUSBメモリから実行します。PSTはほぼ確実にC:ドライブにありました。
PSTをスキャンする
削除ファイルの復元でドライブをスキャンし、名前やPSTの種類で絞り込みます。ファイルの記録が残っていれば名前とフォルダー付きで戻ります。バージョン1.0.4からは、記録が消えていてもPSTやOSTファイルをシグネチャで見つけられます。
別のディスクに保存して確認する
復元したPSTを別のディスクに保存します。Outlookで開く前に、そのコピーに対して受信トレイ修復ツール(scanpst.exe)を実行し、破損した部分を整理してください。
ファイルの復元はメールボックスの修復ではありません
FileFix Ultimateが見つけて取り出すのは、削除されたPSTやOSTファイルそのものです。ファイル内部のメール構造を直したり、個別のメッセージを取り出したりするメールボックス修復ツールではありません。ファイルを取り戻したら、内部のエラーはMicrosoftの受信トレイ修復ツールで確認してください。
PSTファイルは数GBになることが多く、ディスク上で断片に分かれて保存されやすいものです。ファイルの記録が残っていれば断片を順番に集められますが、シグネチャだけで見つかった場合は、ファイルの一部しか無傷でないことがあります。
復元できない場合
- TRIMが有効なSSDで、削除から時間が経っている。
- 削除後に同じドライブへ大きなファイルを保存し、PSTの一部が上書きされている。
- パスワード保護されたPSTは、パスワードがなければ開けません。
- FileFix Ultimateは、PST内部の個別メッセージは修復しません。
FileFix Ultimateでできること
- NTFSの記録から、削除されたPSTやOSTファイルを名前とフォルダー付きで復元します。
- バージョン1.0.4から、記録が消えていてもPSTやOSTファイルをシグネチャで見つけます。
- 再インストール後のWindows.oldにある以前のユーザーフォルダーも見つけます。
- 復元元のドライブには一切書き込みません。
FileFix Ultimate は無料で、オフラインで動作し、復元元のドライブには書き込みません。実行前に署名を確認してください。
よく寄せられる質問
削除したOutlookのPSTファイルは復元できますか?
上書きされていなければ、ファイル自体を取り戻せます。ハードディスクなら可能性は高く、SSDでは時間とともに低くなります。
OSTも復元する必要がありますか?
メールがまだサーバーにあれば、OutlookがOSTを作り直します。復元が意味を持つのは、サーバーのアカウントがなくなった場合や、オフラインにしかないデータがあった場合だけです。
復元したPSTがOutlookでエラーになります。
コピーを受信トレイ修復ツール(scanpst.exe)で確認してください。手元に1つしかないファイルではなく、必ずコピーで作業します。