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ディスクの管理で削除したボリュームを復元する方法

ディスクの管理で別のパーティションに対してボリュームの削除を実行してしまっても、ファイルはたいていディスクに残っています。Windows が消したのはボリュームの開始位置と終了位置を記した項目で、ハードディスクではその中身までは消しません。この後の数分間の操作で、取り戻せる量が大きく変わります。

最終更新:

今すぐ行うこと

  1. 未割り当てになった領域に新しいシンプル ボリュームを作ったり、フォーマットしたりしないでください。
  2. 覚えているうちに、ディスク番号、元のサイズ、ドライブ文字をメモしてください。
  3. 物理ディスク全体から失われたパーティションを読み取り専用で探し、ファイルは別のディスクにコピーします。

手順

  1. 領域に触れずにディスクの管理を閉じる

    未割り当てと表示された黒い帯が、元のボリュームがあった場所です。右クリックすると新しいボリュームの作成を勧められますが、このウィザードは既定でフォーマットまで行います。クイック フォーマットでも古いファイルシステムの最も重要な記録の上に新しいものが書かれるため、ウィンドウを閉じてください。

  2. ボリュームの状態をメモする

    どのディスクにあったか(ディスク 0、ディスク 1 など)、おおよそのサイズ、ドライブ文字、NTFS・exFAT・FAT32 のどれだったかを書き留めます。何度もパーティションを切り直したディスクほど、後で正しい候補を選ぶときに役立ちます。

  3. FileFix Ultimate を別のドライブから起動する

    USB メモリや別の内蔵ドライブにポータブル版 ZIP を展開して起動し、物理ディスク全体を読めるよう管理者として実行します。問題のディスクには何もインストールする必要がありません。

  4. ドライブ文字ではなく物理ディスクを選ぶ

    削除ファイルの復元で、削除したボリュームがあった物理ディスク全体を選びます。削除されたボリュームにはドライブ文字がないため、この方法でしか選べません。アプリは MBR または GPT を読み、一覧から消えたパーティションをディスク全体から探します。

  5. メモと一致する候補を選ぶ

    候補ごとに開始位置、サイズ、ファイルシステムが表示されます。メモしたサイズと合い、NTFS ならバックアップのブートセクターも一致する候補をスキャンします。名前とフォルダーを取り戻すには、その候補でバランス スキャンを実行してください。

  6. 別の物理ディスクに保存する

    必要なフォルダーを外付けドライブなど別のディスクに復元します。すべてのファイルが安全になってから、パーティションを作り直すか、ディスクを初期状態から使うかを決めてください。

ボリュームの削除で実際に消えるもの

ディスクの先頭には小さな表があります。古いディスクでは MBR、最近のディスクの多くは GPT で、各パーティションの先頭セクターと長さが記録されています。ボリュームの削除はこの表の一行を消すだけです。パーティションの中にあった NTFS や exFAT のファイルシステム、フォルダーの記録、ファイルの中身はそのまま残り、Windows がそこを見なくなるだけです。

そのため、ボリュームの削除は比較的取り戻しやすい事故です。NTFS ボリュームは最後のセクターにブートセクターの予備を持っているので、先頭セクターが変わっていても、検索でパーティションの始まりと終わりを確かめられます。

簡単な復元を難しくしてしまうよくある失敗

最も多いのは、ファイルが戻るか試そうとしてすぐに新しいボリュームを作ることです。ウィザードがフォーマットを行い、新しいファイルシステムの記録が古い記録の上に書かれるため、ファイルは戻りません。さらにその新しいボリュームへファイルをコピーすると、中身まで上書きされます。

次に多いのは、ディスクを MBR と GPT の間で変換したり、もう一度初期化したりすることです。新しいパーティション表が書かれ、後の検索が混乱することがあります。三つ目は複数のパーティションツールを次々に試すことで、ツールごとに推測結果がディスクに書き込まれます。読み取り専用のツールで先にファイルをコピーすれば、三つとも避けられます。

ハードディスク、SSD、USB メモリの違い

ハードディスク、メモリーカード、多くの USB メモリでは、ボリュームを削除してもパーティション表が変わるだけなので、その後何も書き込んでいなければ見込みは十分あります。内蔵 SSD では、ボリュームの削除時に Windows が空いた範囲へ TRIM を送ることがあります。その場合 SSD が内部でブロックを消去し、スキャンしてもほとんど見つからないか、ゼロだけになることがあります。TRIM が必ず実行されるわけではないのでスキャンする価値はありますが、期待は控えめにしておくのが現実的です。

復元できない場合

  • 同じ領域に新しいボリュームを作ってフォーマットし、多くのファイルをコピーした場合。
  • 削除したボリュームが SSD 上にあり、TRIM で空き領域が消去された場合。
  • その領域に Windows をインストールしたりディスクを複製したりして、大量の新しいデータが書かれた場合。
  • ReFS のボリューム、または回復キーのない BitLocker 暗号化ボリュームの場合。ReFS は解析対象外で、暗号化されたデータはキーなしでは読めません。

FileFix Ultimate でできること

  • 物理ディスク全体を読み取り専用で読み、NTFS のバックアップブートセクターも使って MBR・GPT から消えたパーティションを探します。
  • 候補ごとに開始位置、サイズ、ファイルシステムを表示し、記憶と照らし合わせられます。
  • NTFS・exFAT・FAT32 の記録が残っていれば元のファイル名とフォルダーを復元し、残りはシグネチャ検索で補います。
  • スキャン中のボリュームへの保存を防ぎ、同じディスクの別パーティションへ保存するときは確認を求めます。
  • 個人利用は無料で、復元量の制限、アカウント、アップロードはありません。

FileFix Ultimate は個人利用なら無料で、オフラインで動作し、復元元のドライブには書き込みません。業務利用にはPC 1台ごとに1年間のライセンスが必要です。実行前に署名を確認してください。

よく寄せられる質問

同じサイズでボリュームを作り直せばファイルは戻りますか?

まったく同じセクターから始まり、フォーマットしない場合に限られますが、Windows のウィザードではそれを指定できません。位置が少しずれたりクイック フォーマットが入ったりすると状況が悪化します。先にファイルをコピーし、必要ならその後でパーティションを作り直してください。

ディスクの管理がディスクの初期化を求めてきます。OK を押してよいですか?

ボリュームがすべて消えて初期化されていないと表示されたディスクを初期化すると、新しいパーティション表が書かれます。画面はキャンセルし、先にスキャンしてください。未割り当てと表示されているだけのディスクなら初期化は不要です。

ボリュームの削除とフォーマットは同じですか?

違います。フォーマットはパーティションの中に空の新しいファイルシステムを書き込みます。削除はパーティションの項目を消すだけなので、古いファイルシステムはたいてい無傷で、名前やフォルダーも戻ることが多いです。削除した後にフォーマットまでした場合は、別のドライブを誤ってフォーマットした場合の解説を参考にしてください。

スキャンまでどのくらい待っても大丈夫ですか?

Windows は削除された領域を勝手には使わないので、ハードディスクならそこに何かを作るまでたいてい残っています。危険は時間よりもご自身の操作から生まれますが、早めにスキャンするのが賢明です。

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