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Windows の Temp(一時)フォルダーから失ったファイルを探す方法

多くのソフトは作業用のコピー、自動保存の断片、メールから直接開いた添付ファイルを一時フォルダーに書き込みます。場所はふつう C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Temp です。ソフトが落ちたり保存せずに閉じたりした後、このフォルダーは作業が残っているかもしれない数少ない場所で、~WRL0003.tmp のような意味のない名前で残ることが多いです。名前ではなく日時と中身で探し、クリーンアップで空になる前に候補をコピーするのがコツです。

最終更新:

今すぐ行うこと

  1. Windows キー + R を押し、%temp% と入力して Enter で一時フォルダーを開きます。
  2. 表示を詳細にして更新日時で並べ替え、作業を失った時刻前後に書かれたファイルを確認します。
  3. 候補はまず別のフォルダーへコピーし、コピーの拡張子を適切に変えてから開きます。
  4. すでにクリーンアップが実行されていれば削除済みで、C ドライブの削除ファイルスキャンでしか見つからないかもしれません。

手順

  1. 掃除を止め、再起動を控える

    ディスククリーンアップ、ストレージセンサー、他社製の掃除ソフトは実行せず、何度も再起動しないでください。設定や掃除ソフトによっては、サインイン時や決まった時刻に一時フォルダーを空にします。

  2. %TEMP% を開いて日付順に並べる

    Windows キー + R を押し、%temp% と入力して Enter を押します。エクスプローラーで表示から詳細を選び、更新日時の列をクリックして新しいものを上にします。隠しファイルを表示にすると ~ で始まるファイルも見えます。

  3. 時刻とサイズで絞る

    ソフトが落ちる数分前に書かれ、文書に見合うサイズのファイルを探します。Word は ~WRL0001.tmp や ~WRD0002.tmp のような名前をよく使い、ほかのソフトはランダムな名前やソフト名のサブフォルダーを作ります。

  4. 先にコピーし、コピーで試す

    候補を一時フォルダーの外にコピーします。コピーの拡張子を .docx や .xlsx など想定どおりに変えて開きます。一時フォルダー内の元ファイルを直接開いて保存しないでください。ソフトがそれを削除したり置き換えたりすることがあります。

  5. 中身の判定は検索ツールに任せる

    FileFix Ultimate で、プログラムが落ちて保存できなかったファイルを探すを開き、未保存ファイルを探すをクリックします。プログラムを一時フォルダーで絞り込むと、各ファイルの中身を確かめ、文書・写真・圧縮ファイルだけを正しい拡張子つきで表示します。

  6. 必要なら削除された一時ファイルをスキャン

    一時フォルダーがすでに掃除されていたら、削除ファイルの復元を開いて C ドライブをスキャンし、Temp フォルダーのパスや .tmp、想定するファイル形式で探します。結果は別のドライブに保存します。

一時フォルダーに何がなぜたまるのか

一時フォルダーは作業場です。Word は保存中に一時コピーを書くため、保存の途中で落ちると ~WRL ファイルに最新の内容が入っていることがあります。メールソフトやブラウザーは添付ファイルを直接開くときここへコピーし、インストーラーはここにファイルを展開します。メールから開いた添付を編集し、別の場所に保存せずに閉じた場合、編集後のコピーは一時フォルダーにしかないかもしれません。

一時フォルダーは Windows のユーザーごとに別々で、サービスが使うシステム用の C:\Windows\Temp もあります。%temp% で Temp\2 のような番号付きのサブフォルダーが開くのは一部のリモート接続では普通なので、親フォルダーも確認してください。

再起動で残るもの、消えるもの

Windows を再起動しても一時フォルダーが確実に空になるわけではなく、ファイルは何度か再起動しても残っていることが多いです。消すのは掃除の処理です。一時ファイルの削除がオンのストレージセンサー、ディスククリーンアップ、掃除ソフト、そして再起動時に自分の一時ファイルを片付けるソフトです。落ちたソフトを何度も開き直すことも、探しているファイルを消す原因になり得ます。

名前はあてにならず、中身はうそをつかない

.tmp という拡張子は中身について何も語りません。DOCX・XLSX・PPTX は実は ZIP パッケージで、PDF は %PDF で始まり、JPEG にも固有のシグネチャーがあるため、先頭のバイトを読むツールなら .tmp の正体がわかります。開いている文書の横にできる ~$ で始まる小さなファイルはユーザー名だけを持つロック用ファイルなので、飛ばしてかまいません。

復元できない場合

  • ソフトが一時コピーを書かなかった、またはユーザーの一時フォルダー以外に書いた場合。
  • ストレージセンサー、ディスククリーンアップ、掃除ソフトがすでに削除し、その領域が再利用されたか SSD の TRIM で消去された場合。
  • 一時ファイルが中断された保存などで文書の一部しかなく、一部しか開けないか、まったく開けない場合。
  • 実行中のソフトがファイルを使用していてロックされている場合。そのソフトを閉じてからもう一度探してください。

FileFix Ultimate でできること

  • 一時フォルダーを読み取り専用で検索し、一覧を短く保つためブラウザーのキャッシュや Windows Update の残りは除外します。
  • 中身から文書・写真・圧縮ファイルを見分け、正しい拡張子の名前を提案します。
  • Word の ~WRL・~WRD 一時ファイル、AutoCAD の .sv$、完了していないブラウザーのダウンロードも対象です。
  • 選んだ項目を検索対象外のフォルダーへコピーし、開けない Office のコピーは修復もできます。
  • すでに掃除されたファイルは削除ファイルの復元で C ドライブから探せます。オフラインで動作し、個人利用は無料です。

FileFix Ultimate は個人利用なら無料で、オフラインで動作し、復元元のドライブには書き込みません。業務利用にはPC 1台ごとに1年間のライセンスが必要です。実行前に署名を確認してください。

よく寄せられる質問

一時フォルダーの中身は全部消してもよいですか?

空き容量のためなら通常は問題ありませんが、何かを復元しようとしている間はやめてください。実行中のソフトがまだ使っていることがあり、削除した一時ファイルはコピーしておいたものより取り戻すのがずっと難しくなります。

Windows を再起動すると一時フォルダーは空になりますか?

多くの環境では再起動だけでは空になりません。ふつうはストレージセンサー、ディスククリーンアップ、掃除ソフト、またはそのファイルを作ったソフトが削除します。それらを実行する前にフォルダーを確認してください。

どの .tmp が自分の文書か、どう見分けますか?

更新日時とサイズで候補を選び、コピーしてからそのコピーにそれらしい拡張子を付けて開きます。ファイルのシグネチャーを読むツールなら形式を教えてくれるので、推測が不要になります。

%temp% で思っていたのと違うフォルダーが開くのはなぜですか?

一時フォルダーの場所はユーザーアカウントの TEMP 設定で決まるため、ユーザーごとに違うことがあり、ポリシーで変更されることもあります。%temp% と入力すれば、今のアカウントが使っているフォルダーが必ず開きます。

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