今すぐ行うこと
- Notepad++ を一度起動して待ちます。スナップショットが有効なら未保存タブはふつう自動で開き直されます。
- 戻らなければ、Notepad++ を再び起動する前にバックアップフォルダー(ふつう %APPDATA%\Notepad++\backup)を安全な場所へコピーします。
- コピーしたファイルはどのテキストエディターでも開けます。new 1@2026-10-17_101010 のような名前のテキストです。
- バックアップが削除されていたら C ドライブの削除ファイルスキャンで見つかることもありますが、時間とともに望みは薄れます。
手順
Notepad++ を一度だけ起動し直す
Notepad++ を起動してタブバーを確認します。new 1 タブや編集中のファイルが戻っていたら、ファイル、名前を付けて保存ですぐ保存してください。保存の確認でいいえを選んでタブを閉じると、そのタブのバックアップが消えるので避けます。
バックアップの設定を確認する
設定、環境設定、バックアップを開きます。セッションのスナップショットと定期的なバックアップを有効にする項目がオンなら、バックアップがあるはずです。オフだった場合、未保存の内容はメモリーにしかなく、バックアップフォルダーはたいてい空です。
バックアップフォルダーをコピーする
Notepad++ を閉じます。エクスプローラーのアドレスバーに %APPDATA%\Notepad++\backup を貼り付けます。ほかの操作をする前にフォルダーごと別の場所へコピーし、次の Notepad++ セッションに上書きや整理をされないようにします。
必要ならポータブル版のフォルダーを見る
ZIP や USB メモリーからポータブル版を使っているなら、バックアップフォルダーは AppData ではなく、ふつう Notepad++ 本体のフォルダー内にあります。notepad++.exe があるフォルダーを確認してください。
検索ツールでバックアップを集める
FileFix Ultimate で、プログラムが落ちて保存できなかったファイルを探すを開き、未保存ファイルを探すをクリックします。プログラムを Notepad++ で絞り込みます。各バックアップには整理された名前が提案され、new 1@2026-10-17_101010 は new 1.txt になり、選択した項目をコピーで好きなフォルダーへ保存できます。
削除されたバックアップをスキャンする
バックアップがあったはずなのにフォルダーが空なら、削除ファイルの復元を開いて C ドライブをスキャンし、new 1 やバックアップフォルダーのパスで探します。結果は別のドライブに保存し、テキストとして開きます。
Notepad++ のセッションスナップショットのしくみ
スナップショットが有効だと、Notepad++ は終了時に保存するか尋ねません。代わりに開いているタブを設定フォルダーの session.xml に記録し、未保存や変更済みのタブをバックアップフォルダーに書き込み、次の起動時にすべて戻します。バックアップの間隔は環境設定で決まり、既定では数秒なので、コピーは最後に入力した内容にかなり近いのがふつうです。
バックアップのファイル名はタブ名に日時が付いた形です。たとえば new 3@2026-10-17_143522 や report.txt@2026-10-17_143522 です。中身はタブの文字コードのままのテキストです。同じタブのコピーが複数あれば、たいてい日時がいちばん新しいものが目的のファイルです。
バックアップが消える原因
タブを一つ閉じるときに保存の確認でいいえを選ぶと、そのタブのバックアップは意図的に削除されます。スナップショットをオフにする、別の設定フォルダーで起動する、掃除ソフトで AppData を空にする、再インストールの際に Notepad++ のフォルダーを消す、といった操作でも消えることがあります。一方、ソフトの異常終了、強制的な Windows Update、停電ではふつう消えないため、こうした場合は望みがあります。
タブが消えた状態で Notepad++ を続けて何度も起動するのは危険です。新しいセッションとして始まると、バックアップフォルダーを整理することがあるからです。先にフォルダーをコピーしてから試してください。
保存済みファイルのバックアップは別の機能
スナップショットが守るのは未保存の変更です。ファイルを上書き保存してしまい以前の版が必要なら、同じ環境設定画面の保存時のバックアップを確認します。シンプルまたは詳細に設定されていれば、Notepad++ はたいていファイルの横か nppBackup というサブフォルダーに .bak のコピーを残しています。オフだった場合は、以前のバージョンや削除ファイルのスキャンで古いコピーを探してください。
復元できない場合
- セッションのスナップショットと定期的なバックアップがオフで、未保存の内容がメモリーにしかなかった場合。
- 保存の確認でいいえを選んでタブを閉じ、削除されたバックアップが上書きされたか SSD の TRIM で消去された場合。
- Notepad++ の設定フォルダーが削除または掃除され、その領域が再利用された場合。
- ポータブル版を使っていたドライブを、その後フォーマットしたか紛失した場合。
FileFix Ultimate でできること
- %APPDATA%\Notepad++\backup のバックアップを読み取り専用で探し、メモ帳・VS Code・Office の回復ファイルも一緒に探します。
- 日時付きのバックアップ名を読みやすいファイル名に直し、拡張子がなければ .txt を付けます。
- 選んだバックアップを指定フォルダーへコピーし、次の Notepad++ セッションに消されないようにします。
- バックアップが削除されていても、削除ファイルの復元で C ドライブを探し、別のディスクへ保存できます。
- 個人利用は無料、オフラインで、復元できる量に制限はありません。
FileFix Ultimate は個人利用なら無料で、オフラインで動作し、復元元のドライブには書き込みません。業務利用にはPC 1台ごとに1年間のライセンスが必要です。実行前に署名を確認してください。
よく寄せられる質問
Notepad++ は未保存の new タブをどこに保存していますか?
インストール版ではふつう %APPDATA%\Notepad++\backup です。ポータブル版は notepad++.exe の横の backup フォルダーです。設定フォルダーを移動していれば場所が異なることがあります。
Notepad++ を閉じたら new 1 タブがなくなりました。もう戻りませんか?
そうとは限りません。スナップショットが有効なら、終了してもタブとバックアップは保たれます。Notepad++ を再び起動する前にバックアップフォルダーを確認し、見つかったファイルをコピーしてください。
Notepad++ はどれくらいの頻度でバックアップしますか?
間隔は環境設定のバックアップで決まり、既定では数秒です。落ちる直前の数秒間に入力した内容はバックアップに含まれないことがあります。
バックアップファイルを直接開いてもよいですか?
テキストなので開けます。ただし先にコピーし、コピーのほうを開いてください。作業中に Notepad++ が元のファイルを置き換えたり消したりしないようにするためです。