今すぐ行うこと
- プレゼンテーションをコピーし、コピーだけで作業します。
- PowerPointが修復を提案したら「修復」を選び、結果を新しい名前で保存します。
- それでも開かない場合は、FileFix Ultimateの「破損ファイルの修復」でPPTXパッケージを組み直します。新しいファイルに書き出し、部分復旧かどうかも表示します。
- 組み直したファイルを開き、スライドをきれいな新しいプレゼンテーションで再利用します。
手順
コピーを作りサイズを確認する
プレゼンテーションを別のフォルダーかディスクにコピーします。0 KBのファイルには修復できる中身がないので、自動回復のコピー、バージョン履歴、以前のバージョンを探してください。
PowerPointに修復させる
コピーを開きます。コンテンツに問題があり修復を試みることができる、と表示されたら「修復」を選びます。一部のスライドが白紙でも、開いたものは「ファイル」の「名前を付けて保存」で新しい名前を付けて保存しておきます。
白紙のプレゼンテーションでスライドを再利用する
新しい白紙のプレゼンテーションを作り、「ホーム」の「新しいスライド」から「スライドの再利用」を選び、壊れたコピーを参照します。PowerPointが個々のスライドを読み取れれば、ファイル全体が開かなくてもスライドを1枚ずつ挿入できます。メニュー名はバージョンによって異なることがあります。
FileFix Ultimateでパッケージを組み直す
「破損ファイルの修復」を開き、プレゼンテーションを選びます。ZIP構造、セントラルディレクトリ、[Content_Types].xml、リレーションシップを調べ、展開できるスライド・レイアウト・メディアのパーツをすべて残して新しいPPTXに書き出します。元のファイルは変更しません。
スライドを新しいプレゼンテーションに移す
組み直したファイルをPowerPointで開きます。警告付きで開いた場合は、左のサムネイルでスライドを選んでコピーし、いつものテンプレートで作った新しいプレゼンテーションに貼り付けます。壊れたマスターや残骸のパーツを置いていけます。
画像とメディアは別に救出する
一部のスライドが壊れたままなら、組み直したファイルのコピーを作って拡張子を.zipに変え、ppt/mediaフォルダーを開きます。残った画像、音声、動画が普通のファイルとして入っているので、挿入し直せます。
壊れたPPTXでも多くのスライドが残る理由
PPTXファイルはZIPパッケージです。スライドは1枚ごとにppt/slides/slide7.xmlのような独立したXMLパーツで、スライドレイアウト、マスター、ノート、メディアも別々のパーツとしてリレーションシップでつながっています。ZIP末尾のセントラルディレクトリが、各パーツの開始位置を示します。
保存が途中で止まったりコピーが不完全だったりした場合、欠けているのはセントラルディレクトリやリレーションシップのファイルだけということがよくあります。するとPowerPointはプレゼンテーション全体を拒否します。ファイル内のローカルエントリーからパッケージを組み直せば、それらのスライドが戻ります。スライド1枚が途中で切れている場合は、ほかのスライドを残して結果を部分復旧と表示するので、確認すべき箇所がわかります。
新しいプレゼンテーションにスライドを移す理由
組み直したプレゼンテーションが開いても、壊れたスライドマスターや、もう存在しないメディアへの参照といった破損のかけらが残っていることがあります。そうなると保存のたびに警告が出たり、プレースホルダーだけが表示されたりします。テンプレートで作った新しいプレゼンテーションに貼り付ければ、きれいなファイルになり、後のトラブルも起きにくくなります。
貼り付けた後は1枚ずつ確認してください。フォント、グラフ、埋め込みオブジェクトは手直しが必要なことがあり、ノートのパーツが壊れていた場合は発表者メモが欠けていることがあります。
よくある原因と古いPPTファイル
プレゼンテーションの破損は、保存が終わる前にUSBメモリーを抜いた、2人で同じファイルを編集して同期が競合した、空きの少ないドライブに大きな動画を埋め込んだ、といった場面でよく起こります。OneDriveやSharePointに置いておけば、戻れるバージョン履歴ができます。
PowerPoint 97〜2003の古い.pptファイルはZIPパッケージではないため、FileFix Ultimateでは修復しません。この場合はPowerPoint自身の修復と「スライドの再利用」が主な手段です。
修復できない場合
- パスワード付きのプレゼンテーションは暗号化されており、パスワードなしでは修復できません。
- 0 KBのファイルや、ゼロだけで埋まったファイルにはデータが残っていません。
- XMLパーツが上書きされたスライドは組み直せず、残ったスライドだけが戻ります。
- 古い.pptファイルはFileFix Ultimateでは修復せず、プレゼンテーション向けのテキスト救出モードもありません。
FileFix Ultimateでできること
- セントラルディレクトリ、[Content_Types].xml、リレーションシップが欠けたPPTXパッケージを組み直します。
- 展開できるスライド・レイアウト・メディアのパーツはすべて残し、結果を検証済みか部分復旧かで表示します。
- 修復したプレゼンテーションは新しいファイルとして書き出し、元のファイルは変更しません。
- 個人利用は無料でファイルサイズの制限がなく、オフラインで動作し、プレゼンテーションをアップロードしません。
FileFix Ultimate は個人利用なら無料で、オフラインで動作し、復元元のドライブには書き込みません。業務利用にはPC 1台ごとに1年間のライセンスが必要です。実行前に署名を確認してください。
よく寄せられる質問
PowerPointで修復できたのに一部のスライドが白紙です。取り戻せますか?
元のコピーをFileFix Ultimateで組み直してみてください。PowerPointの修復が捨てたスライドのパーツが残ることがあります。スライドのパーツ自体が壊れていても、画像はパッケージのppt/mediaフォルダーに残っている場合があります。
開かないPowerPointファイルから画像だけ取り出せますか?
多くの場合できます。コピーの拡張子を.zipに変えてppt/mediaを見てください。ZIP自体が開かないときは、先にパッケージを組み直し、そのコピーをZIPとして開きます。
修復したプレゼンテーションの見た目が変わったのはなぜですか?
スライドマスターやテーマのパーツが壊れていると、スライドが既定のレイアウトとフォントに戻ります。テンプレートで作った新しいプレゼンテーションに貼り付けると、元の見た目に戻せます。
古い.pptファイルを修復する方法はありますか?
開くときのPowerPoint自身の修復か、白紙のプレゼンテーションからの「スライドの再利用」を使ってください。FileFix Ultimateが組み直すのは新しいPPTX形式だけです。