FileFix Ultimate
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破損したAVIファイルを修復してインデックスを再構築する方法

AVIファイルが最初からは再生できるのに途中へ飛べない、長さが0と表示される、警告の後にしか開かない、という場合の原因はたいていインデックスの欠落か破損です。従来のAVIでは、全フレームの位置を記したidx1という一覧が、録画やコピーの終了時にファイルの末尾へ書き込まれます。その処理が行われなくてもフレームはファイル内に残っているため、そこからインデックスを作り直せます。

最終更新:

今すぐ行うこと

  1. コピーで作業し、元のAVIには手を付けません。
  2. コピーを破損ファイルの修復で開き、構造を検査させます。
  3. idx1インデックスがない、または誤っている場合は修復を実行します。インデックスを作り直しサイズを補正した新しいAVIが保存されます。
  4. 1 GBを超えるOpenDML形式のAVIは検査と説明のみで、修復はしません。

手順

  1. まずファイルをコピー

    カメラのカード、古いドライブ、ダウンロードフォルダーにあるAVIを、別のディスクの作業フォルダーにコピーします。以降の手順はすべてコピーで行うので、後で別の方法を試したくなっても元のファイルが残ります。

  2. 症状を確認

    プレーヤーでどうなるかを書き留めます。再生はできるがシークバーが動かない、飛ばすと最初に戻る、長さが0や短すぎる、インデックスが壊れているという警告が出る、まったく開かない、などです。音は出るのに映像が黒い場合は、破損ではなくコーデックがないだけのことがよくあります。

  3. 破損ファイルの修復で検査

    FileFix Ultimate を開き、破損ファイルの修復でコピーを選びます。検査ではRIFFヘッダー、ストリームヘッダー、movi データリストを読み、idx1の有無、データとの一致、宣言されたサイズと実際のファイル長の一致を報告します。

  4. 修復を実行

    インデックスがない、または不整合なら修復を始めます。アプリがmoviリスト内のすべての音声・映像チャンクをたどって新しいidx1を作り、RIFFとリストのサイズを補正して、コピーの隣に新しいAVIとして保存します。コピー自体は変更されません。

  5. 修復したファイルを確認

    新しいファイルをいつものプレーヤーで開き、中ほどや終わり近くへシークしてみます。録画が途中で切れていた場合、切れる直前の数瞬が欠けたり、最後のフレームが崩れて見えたりすることがあります。結果には検証状態が表示され、構造チェックに通ったかがわかります。

インデックスがないとAVIが壊れる理由

AVIはRIFFコンテナです。ストリームを説明するヘッダーで始まり、00dcのような映像チャンクと01wbのような音声チャンクが交互に並ぶ長いmoviリストが続き、最後に全チャンクの位置とサイズの表であるidx1で終わります。プレーヤーはこの表を使ってシークし、長さを表示し、音と映像をそろえます。

カメラ、ウェブカメラ、画面録画ソフトは、通常、録画が正常に止まったときだけidx1を書きます。バッテリー切れ、ソフトの異常終了、早すぎるカードの抜き取りがあると、フレームはあるのに表のないファイルが残ります。途中で止まったダウンロードやコピーも同じです。そうしたファイルを最初から再生できてもシークできないプレーヤーもあれば、開くのを拒むプレーヤーもあります。

インデックスの再構築で直ること、直らないこと

idx1を作り直すと、シークと正しい長さが戻り、多くのファイルは拒否していたプレーヤーでも普通に再生できるようになります。ただし、書き込まれなかったフレームや上書きされたフレームは戻らず、途中で切れた録画は実際の撮影時間より短いままです。カードの不良箇所などでフレームのデータそのものが壊れている場合は、修復後もその部分でブロック状の乱れや停止が見えることがあります。

VLCなど一部のプレーヤーは、開くときに壊れたAVIインデックスを修正するか尋ねますが、その修正はたいてい開いている間だけ有効です。修復済みのコピーを保存すれば、どのプレーヤーや編集ソフトでも使え、毎回同じ操作を繰り返す必要がありません。

1 GBを超えるOpenDMLファイル

従来のAVI形式は約1 GBで限界に達します。それより大きな録画は、AVI 2.0とも呼ばれるOpenDML拡張を使い、データを複数のRIFF区間に分け、別方式の多段インデックスを持ちます。FileFix Ultimate はこうしたファイルを認識して構造を報告しますが、書き換えはしません。その場合は、再エンコードせずにストリームを新しいコンテナへ移すffmpegなどのリマックスがよくある代替手段です。正確なオプションはファイルによって違うので、結果を確かめてから何かを削除してください。

修復できない場合

  • 途中で切れた録画の最後の数秒のように、書き込まれなかったフレームは作り直せません。
  • 1 GBを超えるOpenDML形式のAVIは検査のみで、修復はしません。
  • 断片化したカードから復元した後などで、ファイルの大半がゼロや別ファイルのデータなら、索引にするフレームがありません。
  • 音は出るが映像が黒いコーデックの問題は破損ではなく、そのコーデックに対応したプレーヤーで解決します。

FileFix Ultimate でできること

  • RIFF構造、ストリームヘッダー、moviリスト、idx1を検査し、何が問題かをわかりやすく説明します。
  • 実際に存在するチャンクから、欠けたり壊れたりしたidx1を作り直し、宣言サイズを補正します。
  • 修復したAVIは常に新しいファイルとして保存し、開いたファイルは決して変更しません。
  • カードやドライブから削除したAVIをシグネチャ検索で復元し、インデックスを失ったものを修復できます。
  • オフラインで動作し、個人利用は無料で、修復回数の制限もありません。

FileFix Ultimate は個人利用なら無料で、オフラインで動作し、復元元のドライブには書き込みません。業務利用にはPC 1台ごとに1年間のライセンスが必要です。実行前に署名を確認してください。

よく寄せられる質問

VLCでAVIファイルが壊れている、インデックスが損傷していると表示されます。どういう意味ですか?

VLCがファイル末尾に使えるidx1インデックスを見つけられなかったという意味です。フレームはたいてい残っています。修復したコピーにインデックスを作り直せば、どのプレーヤーでもシークできます。

修復後もAVIが一部しか再生できないのはなぜですか?

修復は実際にあるデータだけを索引にします。録画が早く止まった、またはファイルの一部が上書きされた場合、その部分は存在せず戻せません。

修復で映像が再エンコードされて画質が落ちますか?

落ちません。フレームはそのままコピーし、インデックスとサイズだけを書き直すので画質は変わりません。

1 GBを超えるAVIも修復できますか?

従来形式のAVIなら可能です。1 GBを超える録画の多くが使うOpenDML拡張のファイルは、検査と説明のみで修復はしません。

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