今すぐ行うこと
- 元の録音を別のディスクにコピーし、コピーで作業します。
- 0秒と表示されるWAVにはヘッダーの修復を、途切れるMP3には壊れたフレームの除去を使います。
- 修復したファイルを最後まで聞いて、欠けた部分がないか確認します。
修復の手順
元のファイルをコピーする
レコーダーやカードから、元のファイルをPC上の別のディスクにコピーします。レコーダーで新しく録音しないでください。
症状を見極める
サイズは大きいのに0秒やごく短い時間で再生されるファイルは、WAVヘッダーの問題です。再生はできるが特定の箇所で途切れたりノイズが入ったりするファイルは、MP3のフレームが壊れています。
破損ファイルの修復で調べる
コピーをFileFix Ultimateの破損ファイルの修復に追加します。WAVファイルのRIFFサイズとデータサイズ、MP3ファイルのフレームヘッダーを確認し、問題を報告します。
修復を実行する
バージョン1.0.4から、WAVはヘッダーを実際のデータ長に合わせて書き直し、MP3は読み取れないフレームを取り除いて残りをつなぎ、新しいファイルとして保存します。
聞いて確認する
修復したファイルを最初から最後まで聞きます。壊れたMP3フレームを取り除いた箇所では、ごく短い音飛びが聞こえることがあります。
WAVが0秒と表示される理由
WAVファイルは、全体のサイズと音声データのサイズをファイルの先頭に記録しています。レコーダーは録音を止めたときにこれらの値を書き込みますが、バッテリーが切れたりカードが抜けたりすると、ゼロや初期値のまま残ります。プレーヤーはこの値を信じるため、ファイルの長さが0秒に見えます。
音声データ自体はファイル内に残っているので、ヘッダーを実際のファイルサイズに合わせて書き直せば、通常は録音の大部分を再生できます。最後の数秒は一度も書き込まれていない可能性があります。
MP3が途切れる・ノイズが入る理由
MP3は、それぞれヘッダーを持つ数千のごく短いフレームでできています。転送エラーや復元によって一部のフレームが別のデータに置き換わると、プレーヤーが止まったりノイズが出たりします。壊れたフレームを取り除いて残りをつなげば、通常は自然に聞こえます。
修復できない場合
- 音声データそのものが上書きされた、または一度も書き込まれなかった。
- M4A、AMR、WMAなど、ほかの録音形式はこの修復の対象外です。
- レコーダーがファイルを暗号化している、または独自形式を使っている。
FileFix Ultimateでできること
- バージョン1.0.4から、WAVのRIFFサイズとデータサイズを実際のデータに合わせて修正します。
- バージョン1.0.4から、壊れたMP3フレームを取り除き、残りをつなぎます。
- 結果は新しいファイルで、元のファイルは変更しません。
- 削除した録音は、先に削除ファイルの復元で見つけられます。
FileFix Ultimate は無料で、オフラインで動作し、復元元のドライブには書き込みません。実行前に署名を確認してください。
よく寄せられる質問
レコーダーのバッテリーが切れて、録音が0秒と表示されます。
WAVヘッダーが書き込まれなかったことがほとんどです。実際のサイズに合わせて修正すれば、録音が再び再生できることがよくあります。
MP3の録音が途中で途切れます。
一部のフレームが壊れています。壊れたフレームを取り除けば、録音の残りを聞けるようになります。
スマートフォンの録音(M4A)も直せますか?
この修復はWAVとMP3が対象です。M4Aには対応していません。