今すぐ行うこと
- 簡単に見る:設定 › システム › 記憶域 › ストレージの詳細設定 › ディスクとボリューム › プロパティ。
- 詳しく見る:状態確認ツールでNVMeの状態ログを読み、メディアエラー、予備領域、重大な警告、使用率を確認します。
- 代替処理済みや保留中のセクターはATAの指標なので、NVMeでは該当なしと表示されるのが正しい動作です。
手順
Windowsで簡単に確認する
Windows 11で設定 › システム › 記憶域 › ストレージの詳細設定 › ディスクとボリュームを開き、NVMeドライブのプロパティを選びます。ドライブの正常性には、通常、推定残り寿命、使用可能なスペア、温度が表示されます。一部のWindows 10にも似た画面があります。
ディスクの状態とツールを開く
FileFix Ultimateでディスクの状態とツールを開き、NVMe SSDを選びます。アプリはWindows経由で状態ログを読み、値ごとに正常、要注意、危険、情報不足のいずれかを表示します。
4つの重要な値を見る
メディアエラー、使用可能な予備領域、重大な警告、摩耗度(使用率)を確認します。メディアエラーが0より大きい、または重大な警告のフラグが立っている場合はすぐに注意が必要です。摩耗度は定格耐久性をどれだけ使ったかを示すだけです。
参考になる値を読む
温度、稼働時間、異常シャットダウン、総書き込み量は、重要な値を読み解く背景情報です。総書き込み量をメーカーの仕様書にある耐久性(TBW)と比べれば、定格寿命のどのあたりかがわかります。
該当なしの意味を理解する
アプリは、代替処理済みセクターなどのATA指標をNVMeドライブでは該当なしと表示します。読み取りに失敗したのではなく、そのインターフェースにもともとない項目だという意味です。一方、情報不足は、あるはずの値を読めなかったことを示します。
値を記録し、助言に従う
主な値をメモしておけば、数か月後に比べられます。要注意は近いうちにバックアップして再確認すること、危険は今すぐ大切なファイルをコピーし、負荷の高い作業を避けて交換を計画することを意味します。
NVMeの各値が示すもの
使用率は、定格の書き込み耐久性のうちどれだけを使ったかというメーカーの推定値です。0から始まり、定格を超えて使ったドライブでは100を超えることもありますが、その時点で止まるわけではありません。予備領域は、摩耗したブロックを置き換える予備がどれだけ残っているかを表し、ドライブはしきい値(10パーセント前後が多い)も報告します。これを下回ると重大な警告が立ちます。
メディアエラーは、コントローラーが訂正できなかった読み取りの回数です。健康なドライブでは0のままで、これが増えることは高い使用率よりも強い警告です。重大な警告は、予備領域の不足、温度、信頼性の低下、読み取り専用モードを示すフラグの集まりです。自ら読み取り専用モードに切り替わったドライブは、残っているデータを守ろうとしています。
温度はコントローラーが報告する総合値です。NVMeドライブは負荷がかかると熱くなり、機種にもよりますが70度を超えたあたりで自ら速度を落とすことが多くあります。大きなコピー中の一時的な上昇は普通ですが、待機中も熱い場合はたいてい通気の改善が必要です。
NVMeで不明ではなく該当なしと表示される理由
SATAドライブは番号付きのSMART属性を報告し、どの属性を含めるかはメーカーごとに異なります。NVMeドライブはNVMe規格で決められた固定の状態ログを使い、そこには代替処理済み、保留中、オフライン訂正不能セクターの数がありません。これを不明と表示すると読み取り中に何か問題があったように見えるため、FileFix Ultimateは該当なしと表示し、NVMeでは代わりにメディアエラー、予備領域、重大な警告を報告すると説明します。
Windowsがプログラムに見せる範囲
プログラムはWindowsのストレージドライバーを通じてNVMeの状態を読みます。Microsoft標準のNVMeドライバーなら、たいてい追加ソフトなしで読めます。一部のメーカー製ドライバー、RAIDやIntel RST・VMDの構成、多くのUSB-NVMeケースは、ログの一部しか渡さないか、まったく渡しません。その場合、値は情報不足と表示されます。ブロックごとの詳しい摩耗などメーカー独自のログは標準ログに含まれないため表示されません。
NVMeの状態確認の限界
- USBケース、RAIDモード、一部のメーカー製ドライバーは、状態ログの一部または全部を隠すことがあります。
- 使用率と予備領域はメーカー独自の推定値で、ブランド間でそのまま比べることはできません。
- すべての値が正常に見えても、コントローラーやファームウェアの故障は突然起こりえます。
- ファームウェアの確認はオフラインの注意情報リストと照合するだけで、書き込みは行いません。リストに問題がなくても、最新とは限りません。
FileFix Ultimateでできること
- NVMeの状態ログを読み、値ごとにわかりやすい言葉とはっきりした状態で説明します。
- ATA専用の指標は該当なし、読めなかった値は情報不足と表示し、正常だと推測しません。
- メンテナンス計画は助言として示すだけで、ドライブには何も変更を加えません。
- SSDで読み取りが遅くなった領域を探す、読み取り専用の表面スキャンも使えます。
- 個人利用は無料で完全オフライン動作のため、ドライブの情報がどこかへ送られることはありません。
FileFix Ultimate は個人利用なら無料で、オフラインで動作し、復元元のドライブには書き込みません。業務利用にはPC 1台ごとに1年間のライセンスが必要です。実行前に署名を確認してください。
よく寄せられる質問
使用可能な予備領域はどのくらいなら安心ですか?
新品やあまり使っていないドライブでは、通常は最大値かそれに近い値です。大事なのはドライブが報告するしきい値との差です。しきい値に向かって着実に下がっているなら、バックアップして交換を計画する時期です。
異常シャットダウンが数百回と表示されます。問題ですか?
多くの場合、問題ありません。強制再起動や一部のスリープの不具合も含め、正しく終了せずに電源が切れるたびに増えます。最近のSSDはこれに耐えるよう作られていますが、頻繁な電源断は損傷のリスクを高めるので、電源を点検し、通常の手順でシャットダウンしてください。
Windowsでは正常なのに、アプリでは要注意と出るのはなぜですか?
Windowsはいくつかの値に基づく大まかな要約を示します。アプリはメディアエラーや上昇する温度など個々の指標も見ています。1つでも通常範囲を外れると要注意になり、これは故障ではなく、バックアップして再確認してほしいという意味です。
状態の確認でNVMeが遅くなったり摩耗したりしますか?
いいえ。状態ログの読み取りはドライブがすぐに応答する小さな要求です。何も書き込まないので、耐久性に影響はありません。