今すぐ行うこと
- 開発元の公式サイトから入手し、デジタル署名があり、壊れたドライブを読み取るだけのソフトなら、無料でも安全です。
- 有料ソフトのクラック版は使わないでください。マルウェアの典型的な感染経路で、ファイルも危険にさらされます。
- 復元したいドライブとは別のディスクにインストールまたは展開し、できればポータブル版を使います。
- 復元のためにファイルのアップロードやアカウント作成を求めず、オフラインで動くかを確認します。
無料の復元ソフトを実行する前の確認手順
開発元のサイトからだけダウンロードする
広告やダウンロードサイトのリンクではなく、公式アドレスを自分で入力します。FileFix Ultimate なら filefixapp.com のダウンロードページです。ミラーサイトの中には本物のインストーラーを独自のダウンローダーで包んで配るところがあります。
SHA-256 ハッシュを照合する
整合性を重視する開発元は、ファイルの横に SHA-256 ハッシュを掲載しています。PowerShell で Get-FileHash に続けてファイルのパスを指定すると、ダウンロードしたファイルのハッシュが表示されます。値が違えばそのファイルは削除します。
デジタル署名を確認する
インストーラーや実行ファイルを右クリックしてプロパティを開き、デジタル署名タブを見ます。署名者が開発元と一致している必要があり、FileFix Ultimate は PROJECTTEAMFORYOU の署名です。署名がない、または無関係な名前なら疑ってください。
ファイルを失ったドライブには入れない
失ったファイルが C ドライブにあったなら、ポータブル版の ZIP を USB メモリや別の内蔵ディスクに展開してそこから起動します。そのドライブに新しく書き込まれるファイルはどれも、削除データの上に重なる可能性があります。
インストール画面を一つずつ読む
次へを連打せず、各画面を読みます。ツールバー、ブラウザー、最適化ソフト、ウイルス対策の体験版に最初からチェックが入っていれば抱き合わせです。きれいな復元ソフトは自分自身だけをインストールします。
結果は別のディスクに保存する
削除ファイルの復元画面で、保存先に別の物理ディスクを選びます。安全なソフトは同じボリュームを選ぶと拒否するか警告します。そこへ保存すると、取り戻したいデータを自分で上書きしてしまうからです。
無料の復元ソフトの危険は実際どこから来るのか
復元ソフトを探している人は焦っているため、狙われやすい存在です。偽のダウンロードボタン、公式サイトに似せたサイト、市販ソフトのクラック版が、本物と並んで検索結果に出てきます。クラック版は身元のわからない誰かがライセンス確認を外したもので、その際にパスワードを盗むプログラムやランサムウェアを仕込むのは簡単です。
二つ目のリスクは目立ちません。一部の無料インストーラーには抱き合わせが含まれ、ブラウザー拡張やシステム掃除ソフトが一緒に入ります。たいていは煩わしいだけですが、追加のソフトもディスクに書き込むため、そのディスクが復元対象なら可能性が下がります。
三つ目はプライバシーです。ファイルをサーバーにアップロードして修復や復元をするサービスもあります。旅行の写真なら構わないかもしれませんが、税務書類、契約書、診療記録となると話は別です。手元のパソコンだけで動くオフラインのツールなら、データは外に出ません。
インストール先を間違えるのが最も多い失敗である理由
ファイルを削除すると、Windows は通常その領域を空きとして記録するだけで、中身は消しません。その後に書き込まれるもの、つまりインストーラー、一時ファイル、ソフト本体がその空き領域に入る可能性があります。復元ソフトを一つ入れるだけで数十から数百メガバイトが書き込まれ、文書一つや写真数枚を壊すには十分な量です。
だからポータブル版が大切です。ポータブル版の ZIP は別のパソコンで USB メモリに展開してそのまま起動できるため、壊れたドライブは読み取られるだけになります。同じ理由で、復元したファイルもスキャン中のドライブではなく、別の物理ディスクに保存します。
信頼できる無料ツールの見分け方
信頼できるツールは、開発元を明らかにし、ファイルに署名し、ハッシュを公開し、対応していないものを正直に書いています。元のドライブに書き込まず読み取るだけで、復元したファイルが一部しか無事でない場合は、すべてを成功と呼ばずにそのまま表示します。アカウントは不要、広告もなく、こっそり何かを送信することもありません。
無料と安全は対立するものではなく、評判のよい有料ソフトも数多くあります。価格に関係なく同じ点を確認することが大切です。
安全なツールでも元に戻せないこと
- すでにそのドライブに何かをインストールして起きた上書きは、どのツールでも元に戻せません。
- クラック版をすでに実行したなら感染している可能性を考え、ファイルを別のディスクに復元してからシステムを検査するか再インストールしてください。
- TRIM が有効な SSD で時間がたった削除ファイルは、どのツールでもたいてい戻りません。
- カチカチ音や異音がする、接続が切れるドライブは、スキャンを続けずにデータ復旧の専門業者に相談してください。
FileFix Ultimate が安全な復元を助ける点
- 個人利用はすべての機能が無料で、体験期間や復元量の制限もないため、クラック版を探す理由がありません。
- PROJECTTEAMFORYOU の署名付きで、配布ファイルごとに SHA-256 ハッシュを公開しています。
- USB メモリから起動できるポータブル版の ZIP があり、復元対象のドライブに何もインストールせずに済みます。
- アカウント、広告、アップロード、データ収集はなく、完全にオフラインで動作します。
- スキャンは読み取り専用で、同じボリュームへの保存はブロックされます。
FileFix Ultimate は個人利用なら無料で、オフラインで動作し、復元元のドライブには書き込みません。業務利用にはPC 1台ごとに1年間のライセンスが必要です。実行前に署名を確認してください。
よく寄せられる質問
復元ソフト自体がファイルを消したり壊したりすることはありますか?
きちんと作られたソフトは元のドライブを読み取るだけなので、スキャンで中身は変わりません。被害の多くは、ソフトを同じドライブにインストールしたり、復元したファイルを同じドライブに保存したりすることで起きます。パーティションやファイルシステムをその場で修正するツールは別物なので、慎重に使ってください。
ウイルス対策ソフトが復元ソフトを警告しました。無視してよいですか?
クラックサイト、ダウンロードサイト、広告から入手したものなら無視してはいけません。開発元から入手したなら、まず SHA-256 ハッシュと署名を確認します。両方一致しても警告が続く場合は、保護を切らずに開発元に問い合わせてください。
会社や学校のパソコンで復元してもよいですか?
ソフトのインストールが制限されていることがあるので、まず所属先のルールを確認します。インストールの痕跡を残さないオフラインのポータブル版は許可を得やすい傾向がありますが、情報システム担当者には伝えておきましょう。
復元中はインターネットを切断すべきですか?
オフラインのツールなら必須ではありません。FileFix Ultimate はどの段階でも接続を必要としないので、安心できるならネットワークを切った状態で使えます。